外国の観光客や初めてタイに来る方は、多少タイのことで珍しいなあ~と驚くことや気になることがあると思います。その中にタイ人のシャツの色のことで気になる人がいるのではないでしょうか?何で黄色のシャツを着る人が多いの?、え!何で今日はピンクが多いかな?水色が多い日もある!赤もある!何日も続いて皆は黒を着ていたりする!!……..?????? これは タイ人の趣味かな?国の決まり?それとも、何があっているんだろう?
長くタイでロングステイしている人はご存知だと思いますが、来たばかり人にはまだ知らなくて、気になってしょうがないでしょう。シャツの色の意味は何でしょう?
黄色のシャツ:2006年6月15日にはプーミポン国王陛下のご即位60周年の記念日と2007年12月5日はプーミポン国王陛下の80歳の誕生日ですからそれのお祝いのためにタイ人は毎週の月曜日に黄色シャツを着ます。なぜ黄色なのか?黄色は王様が生まれた月曜日の色です。タイには各曜日に色があります。日曜日は赤色、月曜日は黄色、火曜日はピンク、水曜日は緑色、木曜日はオレンジ色、金曜日は水色、土曜日は紫色です。
水色のシャツ:王妃様の誕生日は8月12日の金曜日で、2006年8月12日から2007年12月5日までに「母の日から父の日まで」というプロジェクトがありました、そのプロジェクトに参加するために、毎週の金曜日にタイ人は王妃様の誕生お祝いをするために水色シャツを着ます。
ピンクのシャツ:2006年10月くらいにプーミポン国王陛下は入院されて、タイの国民はとても心配しました。しばらくすると具合がよくなって退院することが出来て、退院したときに国王陛下はピンクのシャツを着ていました。占いで、ピンクは王様の健康のための色だといいましたから。タイ人は王様が健康であるように毎週の火曜日にピンクシャツを着ています。
黒のシャツ:2008年1月2日にプーミポン国王陛下のお姉様が亡くなり、2008年11月15日に火葬の式がありました。その間、タイの人々は喪に服し黒いシャツを着る人が多いのです。
バンコクの黄色グループ:ご存知だと思いますが、現在、タイでは政治の問題があり、タイの政府に反対する「パンタミット」というグループは国王のために戦っていると自分で思って、黄色を着ています。
赤色:「パンタミット」というグループを反対する「ノーポーゴー」というグループは赤いシャツを着ています。
これらのシャツを着なければならないことではなく、これはタイ国民が国王に対する気持ちを表す意味で着ているのです。
だからと言っていつもこれらのシャツを着ているわけではありません。
普段はみなさんお洒落な服装をしていますよ。